Quantcast
Channel: 銀猫の女子ソフトボール観戦記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 246

【2017年1部第6節茅ヶ崎大会①:SGHv.s.誘電~今日は負け覚悟のSGH。でもこういう時に限って打線が踏ん張る】

$
0
0
SG-HLD 210 0200…5-10-1 太陽誘電 221 200x…8-8-0 SGホールディングス:●樋口麻知子、市谷愛美、千葉美咲-山科真里奈太陽誘電:○藤田倭-青木千春(本):S・ポーター(S)、河野美里、佐藤みなみ②(誘)(三):中島香澄(S)(二):柳瀬友紀(S)、丸本里佳(誘)【テーブルスコア】【戦評】 まず始めに、この試合で誘電の河野美里選手が、通算300本安打を達成しました。山田恵里選手、増山由梨選手に続いて史上3人目の快挙達成! おめでとう! さて、前半戦を終わって7勝4敗と大健闘のSGホールディングス。SGHとしては初の、前身のミキハウスまで遡ると13年振りくらいの決勝進出を目指し絶好の位置につけている。 そのSGHで唯一にして最大の懸念がエース、K・パーナビーが前半戦で投げ過ぎたため、後半は回数制限で安易に登板できないこと。なので最初から相手を決めての登板となる。 この6節は上位確定の誘電と、最下位の日本精工が相手ということなので、パーナビーの登板はなし(練習もしてなかったが、怪我なんてことはないはず)。 「登板はなし」ということをわかりやすく説明すれば、「誘電戦は捨て試合、日本精工戦は何が何でも日本人投手(加藤あずさ)で勝つ試合」ということになるだろう。 でもそんな試合に限って打線が好調で、藤田倭を相手に初回から安打を重ね点数を奪い、ついつい欲が出て途中からでもパーナビーを出して勝ちに行きたくなるところだったが、「樋口、市谷、千葉」と3投手をつなぐだけで、結局最後までパーナビーどころか明日登板予定の日本人エースの加藤すら出さなかったのは、ある意味徹底した采配で、その辺りは小林良美監督さすがだなといった印象。 ただファンとしては、SGHが勝てそうな試合をあえて負けに行ってるようで、見てて全然面白くない采配だったが(笑)。でもそこはもう割り切り。次の7節の「v.s.豊田自動織機」が最大のライバル対決になるんだからパーナビーはそこに全力でぶつけるしかない。 さて誘電はこういう投手藤田が調子悪くて被安打10で5点も取られた試合でも、相手が控え投手とはいえしっかり打ち負かして勝つのがさすが。 まあ藤田が悪かったのか、正捕手佐藤の代わりにマスクをかぶった青木が悪かったのかはわからないが、藤田は日本代表でぶいぶい言わせてて言い訳はできんから、これは100%藤田が悪かったということにしよう。 で最後に一つ、ここの所4番にも抜擢されて打って守って大活躍のSGHの中島香澄。愛媛短大出身ということでひそかに大いに応援している選手なのだが、あの5回のレフト前ポテンでの無謀な本塁突入と、3点差の7回の無謀な二塁盗塁(失敗)はいただけない。「なんで点差あって負けてる7回に盗塁するの?意味がわからん」って、隣に座ってる人も言うてた(笑)そのあたりを克服して、4割打った元大鵬で愛短の先輩の中山亜希子選手みたいな良い選手にならなければ。<>【先攻:SGホールディングス~先発メンバーと交代選手】 1(4):柳瀬友紀 2(8):土肥里奈→(打)藤田成美→(再)土肥里奈 3(3):ステーシー・ポーター 4(7):中島香澄 5(2):山科真里奈 6(5):増野瑠奈 7(6):岩城祐紀→(打)室原杏樹→(再)岩城祐紀→(打)森田紀代美→(走)釣春香 8(9):兵頭花帆 9(D):田中瑠璃 FP(1):樋口麻知子→(1)市谷愛美→(1)千葉美咲【後攻:太陽誘電~先発メンバーと交代選手】 1(7):原田のどか 2(5):山本晴香 3(8):河野美里 4(1):藤田倭 5(D):佐藤みなみ 6(3):大塚枝里香 7(2):青木千春 8(6):中溝優生 9(4):丸本里佳 FP(9):石濱真実【試合経過】【1回表:SGホールディングス~2点】柳瀬:右飛 ※初球を大きな当たり。ホームランの打球だったが、ライトの石濱がフェンスについて腕を伸ばしてキャッチ。 ※ライナー性の打球を定位置から一直線に下がって落下地点に行った石濱の守備が素晴らしかった。土肥:二遊間中前打ポーター:右中間2点本塁打中島:一二塁間右前打山科:空振り三振増野:空振り三振<><>【1回裏:太陽誘電~2点】原田:遊ゴロ・失 ※強いが正面の平凡なゴロ。岩城が見事にトンネル山本:三ゴロ二封(一塁は間一髪)河野:中越え2点本塁打 ※センター方向への強風に乗った風ホームラン ※センター土肥も捕れそうだったがわずかに及ばす藤田:中直佐藤:見逃し三振<><><>【2回表:SGホールディングス~1点】岩城:空振り三振兵頭:二遊間・中前打田中:セフティバント・一犠打柳瀬:右中間適時二塁打土肥:空振り三振(外の遠い球)<>【2回裏:太陽誘電~2点】大塚:四球青木:遊後ろポテン安 ※捕れそうな打球。野手が風を読めず中溝:一犠打・TO 丸本:右越え2点二塁打原田:二ゴロ三進山本:左前直(中島が好捕)<><><>【3回表:SGホールディングス~0点】ポーター:四球中島:三犠打山科:四球増野:三ゴロ併殺(5-5-3)<>【3回裏:太陽誘電~1点】河野:左直藤田:二飛佐藤:左越え本塁打大塚:右直<>【4回表:SGホールディングス~0点】岩城:二飛兵頭:二ゴロ田中:投ゴロ【4回裏:太陽誘電~2点】 ※この回からSGHは投手に市谷青木:左飛中溝:中直(土肥が好捕)丸本:四球原田:中前打山本:中前適時打河野:左前適時打 ※河野はこれで300安打達成藤田:遊ゴロ<>【5回表:SGホールディングス~2点】柳瀬:左前打土肥:空振り三振(前の打席と同じ外のボール)ポーター:四球 ※四球のボールをパスボールしたが球審に当たる中島:右翼線2点三塁打山科:四球増野:左前ポテン安 ※1死一三塁で打球はレフトの前に。これをレフトの原田が前進するもショートバウンドでキャッチ。 ※それを見た中島が三塁ベース付近からホームへ突入も原田からの返球で余裕でアウト。 ※あの打球で本塁突入は絶対に無理。三塁走者中島の明らかな走塁ミス。 ※二塁テンポラリー走者に中島室原(←岩城):空振り三振<><>【5回裏:太陽誘電~1点】佐藤:中越え本塁打大塚:左飛青木:左飛中溝:死球(かすり)丸本:二ゴロ<>【6回表:SGホールディングス~0点】兵頭:右飛田中:空振り三振柳瀬:中前打藤田(←土肥):一飛(ツマリ)【6回裏:太陽誘電~0点】原田:右飛山本:二ゴロ河野:遊飛【7回表:SGホールディングス~0点】ポーター:四球中島:一ゴロ二封 ※中島が二盗失敗。この点差での盗塁企図は意味不明山科:四球増野:三直強襲安森田(←岩城):死球(肘) ※一塁代走に釣兵頭:二飛【試合終了】

Viewing all articles
Browse latest Browse all 246

Trending Articles