【Aブロック】【Game-17】【テーブルスコア】日立 000 0000…0-1-1
トヨタ 000 100x…1-6-0
日立:●小薗美希、泉礼花-清原奈侑トヨタ自動車:○モニカ・アボット-渡邊華月(本):(三):(二):山崎早紀、小野真希(ト)【コメント】 日立の小薗美希、泉礼花が好投しトヨタ打線を1点に抑えるも、さすがのアボットがそれを上回る圧巻のピッチング。7回2死までパーフェクトで、最後に杉山真里奈に内野安打を打たれるも危なげなく完封勝利。連覇に向け最初の難関を突破した。 そのトヨタ虎の子の1点は、ここのところ好調の山崎早紀と小野真希の連続二塁打。またしても小野が良い仕事。(日立の速報サイトおよび会場配布速報を参照)【Game-18】【テーブルスコア】
NEC 001 0000…1-5-0
靜甲 100 001x…2-6-0
NECアクセステクニカ:●三木綾菜-中島はるか靜甲:○鈴木麻美-佐藤友麻(本):(三):(二):【コメント】 靜甲は同点で迎えた6回、2死三塁のチャンスに代打泉夏帆が値千金の勝ち越しセンター前タイムリー。 投げてはエース鈴木麻美が丁寧なピッチングで宿敵NECアクセステクニカを1点に抑える完投勝利。靜甲は静岡大会予選や東海予選、日本リーグで今年負け続けてきたNECに、5度目にしてようやく今シーズン初勝利をあげた。 靜甲の初回の1点は内野安打で出た植松尚子を3番吉田早希がセンター犠牲フライで還したもの。NEC3回の1点は、和田美樹、玉里友希の連打のあとに嘉屋千紘の右中間へのライト犠牲フライ。【Aブロック準々決勝】【Game-25】【テーブルスコア】トヨタ 010 1200…4-9-1
靜甲 000 0001…1-8-0
:トヨタ自動車:○山根佐由里、平原かすみ、細野了華、山根佐由里-渡邊華月、馬場今日子、妹山玲奈、渡邊華月靜甲:●鈴木麻美-佐藤友麻(本):山崎早紀②、ナターシャ・ワトリー(ト)(三):(二):ナターシャ・ワトリー②(ト)、吉田早希(靜)【コメント】 トヨタは2回、靜甲の山崎奈美佳の妹、山崎早紀の本塁打で先制。4回には山崎早紀が2打席連続のホームラン、5回にはナターシャ・ワトリーがツーランと、3本のホームランで4点をあげた。 靜甲は最終回、リリーフしたトヨタ投手陣を攻め、吉田早希の二塁打など3安打を集中して1点を返すとトヨタもたまらず日本人エースの山根佐由里を再登板させなんとか逃げ切ることができた。 3本塁打は打たれたが得点はそれだけで、王者トヨタ打線を相手に靜甲の先発鈴木麻美も立派な投球内容だった。 「(敗れた靜甲だが)守備では、二塁手麓や本塁打性の打球をもぎとった右翼手吉田沙織等、勇気あふれるすばらしいプレーがとても印象的だった。」(会場配布の大会速報を参照)【Bブロック】【Game-19】【テーブルスコア】伊予銀行 000 0000 13…4-8-0
大垣ミナモ 000 0000 12…3-4-2
(延長9回)伊予銀行:○庄司奈々-小西智子大垣ミナモソフトボールクラブ:●山田麻未-柳田優香(本):(三):伊藤良恵(ミ)(二):相原冴子、小高亜実、近藤琴美(伊)【コメント】 伊予銀行庄司奈々、大垣ミナモ山田麻未の好投で7回まで0-0の息詰まる投手戦。 8回に1点ずつを取り合ったあと、伊予銀行は9回表1死三塁から小西智子がライトに巧く運んで1点、さらに近藤琴美の二塁打などで2点を追加し3点を奪う。 粘るミナモもその裏、監督兼任選手の伊藤良恵の2点三塁打などで1点差まで追いすがるもあと一歩及ばなかった。「両チームの攻守が光る試合であった」。(会場配布の速報より)【Game-20】【テーブルスコア】東福祉 000 0000…0-3-2
デンソー 005 000x…5-6-0
東北福祉大:●伊藤綾香-佐々木菜緒デンソー:○近藤光、山口美紀-伊藤綾香(本):江口未来子(デ)(三):舘野なつみ(東)(二):竹林綾香、メーガン・ウィギンズ(デ)【コメント】 3回、デンソーは先頭竹林綾香の左翼線二塁打を足がかりに先制すると、M・ウィギンズの二塁打、江口未来子のバックスクリーンへの本塁打などで一挙5点を奪い試合を決めた。 東北福祉大も6回に秋野唯の四球から1死満塁と攻めるも、デンソー2番手の山口美紀に抑え込まれた。(会場配布の速報より) 【Bブロック準々決勝】【Game-26】【テーブルスコア(未)】伊予銀行 000 0000…0-6-1
デンソー 002 022x…6-8-1
伊予銀行:●木村久美、内海花菜-池田千沙、小西智子デンソー:ジョーリン・ヘンダーソン-伊藤綾香(本):メーガン・ウィギンズ、江口未来子(デ)(三):(二):増山由梨、メーガン・ウィギンズ(デ)【コメント】 デンソーは3回裏、メーガン・ウィギンズと江口未来子の豪快なホームラン2本で2点を先制。5回には増山由梨の足をからめてウィギンズの二塁打などで2点を追加。 伊予銀行は小技でデンソー先発のジョーリン・ヘンダーソンを揺さぶり得点機を再三作ったが、あと1本が出ず完封負けとなってしまった。(会場配布の大会速報を参照)【Cブロック】【Game-21】【テーブルスコア】山学大 000 2000…2-5-0
SG-HLD 321 2000…8-10-1
山梨学院大:●清水琴乃-森田紀代美
SGホールディングスグループ:○カーヤ・パーナビー、樋口麻知子-山科真里奈(本):ステーシー・ポーター、山科真里奈(S)(三):(二):桜井円香(山)、田中里依、柳瀬友紀(S)【コメント】 SGHは初回に先頭ステーシー・ポーターの先頭打者ホームランに田中里依の二塁打などで3点を先制。その後山科真里奈のホームランなどで点差を広げ、毎年全日本総合では好成績を収める山梨学院大を大差で振り切った。 その山梨学院大、4回に3連打に足を絡める攻撃で2点を返しコールド負けを逃れる意地を見せた。【Game-22】【テーブルスコア(未)】戸田中 100 0000…1-4-2
ペヤング 300 112x…7-13-1
戸田中央総合病院:●古賀彩子、アンドレア・ウィリアムソン、五味彩華-佐藤遥ペヤング:○比嘉マユミ・ニウゼ-古関亜美(本):(三):(二):荻原美也子、大島あずさ、古関亜美、福園はる奈(ペ)【コメント】 ペヤングが初回に荻原美也子の二塁打などで幸先良く3点を先取。4回以降も戸田中が繰り出す3投手から着実に得点を重ねて大量点をあげて逃げ切った。 戸田中央病院も初回に内田千恵美のレフト前ヒットにジェニファー・イーのタイムリーで先制したが、その後はペヤングの比嘉マユミ・ニウゼに要所を抑えられ得点できなかった。 比嘉と言えば元は戸田中に所属していた日系ブラジル人の好投手。外国人枠の関係で投げる機会がほとんどなく、その後戸田中で通訳に転身していたが、一念発起してペヤングで今年現役復帰。この日の好投は古巣に対し強烈なしっぺ返しとなった。 【Cブロック準々決勝】【Game-27】【テーブルスコア】ペヤング 000 200…2-6-2
SG-HLD 050 211…9-11-0
ペヤング:●比嘉マユミ・ニウゼ、菊池遥、金澤理沙、貫彩紗-古関亜美
SGホールディングスグループ:○カーヤ・パーナビー、関根有希-山科真里奈(本):山科真里奈、寺本有希、ステーシー・ポーター②(S)(三):(二):柳瀬友紀(S)【コメント】 前の試合で戸田中央病院を大差で破り勢いに乗るペヤングに対し、SGHが4本塁打を浴びせる猛攻で圧勝した。 2本のホームランを放ったステーシー・ポーターだが、うち一本はセンターに設置されたバックスクリーンを超える超特大弾だった。 一方のペヤング、前の試合で戸田中を大差で破った勢いそのままに「総合ベスト4」という夢に向かって突き進んだが、それをはるかに上回る勢いのSGHの前に屈し、4回2死満塁から秋山磨貴子のタイムリーで2点を返すのが精いっぱいだった。【Dブロック】【Game-23】【テーブルスコア】太陽誘電 000 0130…4-10-0
豊田織機 000 0001…1-3-0
太陽誘電:○藤田倭、尾崎望良-佐藤みなみ
IPU環太平洋大:●ケイラニ・リケッツ、栗田美穂-ケイリン・キャスティーヨ(本):佐藤みなみ(誘)(三):遠山佑奈(誘)(二):【コメント】 5回表、遠山佑奈が放ったライトへの大きな飛球をライト横野涼がまずい追い方で三塁打にしてしまうと、このチャンスに岡本由香がきっちり転がしてのセンター前ヒットで誘電が先制。 6回には佐藤みなみがレフトに打った瞬間にわかる完璧な一発。さらに丸本里佳、河野美里、遠山佑奈、原田のどかと4本のヒットを浴びせてさらに2点を奪いリケッツをノックアウト。 織機は7回まで誘電の藤田倭にノーヒットに抑えられ、ようやく7回に3安打を集めて完封を逃れるのがやっと。誘電に力の差を見せつけられいいところなく2回戦で敗れ去った。 初回に先頭の狩野亜由美が四球で出るも洲鎌夏子がファースト正面のゴロで二封、その後三番、四番もあっさり凡退と、初回のチャンスで相変わらず細かい攻撃ができないことが致命的になった。【Game-24】【テーブルスコア】シオノギ 000 00…0-4-3
ルネサス 310 3x…7-9-0
(5回コールド)シオノギ製薬:●岩田みゆき、松本優香-岡恵莉華ルネサスエレクトロニクス高崎:○上野由岐子、濱村ゆかり-峰幸代(本):(三):(二):山本優(ル)【コメント】 ルネサスが序盤から着実に得点を重ねてシオノギにコールド勝ち。1回裏には市口侑果と峰幸代のタイムリーで3点、4回には山本優の二塁打を含む4安打で3点を奪った。 【Dブロック準々決勝】【Game-28】【テーブルスコア】ルネサス高崎 000 0100 3…4-9-1
太陽誘電 000 1000 2…3-6-0
(延長8回)ルネサスエレクトロニクス高崎:○上野由岐子-峰幸代太陽誘電:●藤田倭-佐藤みなみ(本):藤田倭(太)(三):(二):佐藤みなみ(太)【コメント】 4回、誘電はエースで4番の藤田倭がレフトに打った瞬間にわかるような弾丸ライナーのホームランで先制。 しかしルネサスは次の5回に犠牲フライですぐさま同点に。 延長に入り、1死三塁からルネサス大久保のエンドランは投手正面に。藤田が軽く処理してグラブトスでもしていれば余裕でアウトだったが、これを慎重に行き過ぎて痛恨のファンブル。さらに2点を奪われ決定的な3点がルネサスに入る。 しかし誘電も粘り、河野美里のセンター前タイムリーとセンター大工谷のエラーで2点。なお走者一塁で打者は藤田で、逆転サヨナラ弾が大いに期待されたがサードライナーで万事休す。 ソフトボールファンの願いもむなしく、またしてもルネサスが3日目に残ってしまった。
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