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Channel: 銀猫の女子ソフトボール観戦記
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【2016年1部リーグ第10節名古屋大会~全6試合の結果と感想、および雑談】 (編集途中)

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【名古屋大会1日目第1試合~NECプラットフォームズv.s.シオノギ製薬】 NEC-PF 000 0010…1-6-0 シオノギ 003 001x…4-9-0 NECプラットフォームズ:●城戸真古、大塲亜莉菜-和田美樹シオノギ製薬:○池田美樹、村上絵莉愛-岡恵利華 (本):數原顕子、大西朱音(シ) (三):豊村未来(シ) (二):上田恵、唐橋亜由佳(シ)【コメント】 3回先頭打者豊村未来の記録上センターオーバーの三塁打はやっぱりちょっと言及しておかないとピッチャーが可哀想。結局この回は3長打を含む5安打を集められて3失点のNEC城戸だったけど、それ以外の1~2、4回はほぼ完ぺきに抑えていたから、あのセンターへのフライを捕っていてもらったら結果も変わったはず。 センターの辻井も、まさか豊村が外野にフライを打つなんて思ってなかったんだろうが、さすがにあれは普通のセンターフライ。楽勝で捕ってもらわないときつい。確かにグラブには触れていないが、記録上エラーにしても誰も文句は言わないはず。辻井ちゃんはレオパ戦士の生き残りなんだし、もっとしっかりしてもらわんと困る!ビシッ。 シオノギはこの勝利で10位以上が確定し、来年の一部残留も決定。最終戦を待たずしての残留決定ってのもなかなか珍しい?それでもない?とにかく後半の誘電戦勝利のように、リーグを引っ掻き回せる主役になれるくらいの力は十分備わったんだから、来年はもっとリーグを面白くしてくれるだろう。伊予銀もそうだが、そろそろ負け癖みたいなのを払しょくして上を目指していい年。  <3回守備で足を引っ張られたが好投した先発の城戸。2部ではそうそう打たれないだろう><辻井の落球だが、まあしかしシオノギ豊村の打球も意外と伸びた。辻井も、豊村がこんな打球放つとか思わなかったとしたら、まあ仕方がない(笑)><打率も上位で二塁打数はリーグ1位。やっぱりNEC和田美樹は1部に来てもトップクラスの選手だった><最終回、NECは謎のセフティーバント攻撃。それに対するシオノギの捕手岡の好プレー>【名古屋大会1日目第2試合~太陽誘電v.s.日立】誘電 000 0100…1-7-0 日立 000 0000…0-4-1 太陽誘電:藤田倭(0回)、尾﨑望良-佐藤みなみ日立:小薗美希-清原奈侑 (本): (三): (二):河野美里、藤田倭(誘)【コメント】 個人的には、ここ何年かで見ていて一番ワクワクさせてくれるのがこの両チームの対戦。それが決勝トーナメント行きをかけた決戦となれば尚更で、間違いなく今年一番の注目試合だった。4点5点とお互いに点を取りあう死闘になるだろうと期待して現地に赴いたが、予想に反した僅差試合。するなと言っても無理だろうが、とにかく両チームともに緊張しすぎだったのかも(笑)。 ただこの日は誘電の尾﨑望良、日立の小園美希と、両チームの投手がほんと良かった。尾﨑はほとんどピンチも作らなかったし、小薗もピンチを招いても粘り強く投げて決定打を打たせなかった。できれば今年はこの2チームに決勝トーナメントに行かせてあげたかったので、この試合は日立が勝つことを望んでいたが、ただ最終結果的にはそうなってくれたのは良かった。 この1点を争う試合で決勝打を放ったのが藤田倭だが、それよりレフトの田邊奈那の守備。弾丸ライナーで完璧に頭上を越え、下手したらそのままフェンスオーバーかっていうくらいの打球。あの頭上を越す超弾丸ライナーの打球に対して捕りに行くような外野手はいないと思うのだが、捕りに行くどころか完璧な打球判断で猛スピードで追いついて、しかも差し出したグラブで打球に触るとか、どう考えても有り得ない。しかも全くフェンスを怖がることなくそのまま激突。捕っていたら超が5つくらいつくファインプレーだったが、あの打球に追いついてグラブに当てるだけでも個人的には「超スーパープレー」として脳裏に焼き付いた。ほんととんでもない身体能力。 日立の攻撃で唯一惜しかったのが5回。先頭の清原奈侑がヒットで出ると、ゴロと外野フライで代走の西嶋智菜美が三塁へ。ここで打席に入った1番の長谷川千尋がスラップでショートの前にゴロ。打球は正面だったが俊足長谷川が一塁に向かい、タイミング的には間一髪。ただ人工芝の一塁ベースに長谷川がヘッドスライディングしてしまい、しかも距離的にはベースに手が届いていたのだが突き指を恐れてかベースの上に手が浮いてしまい上から手でベースをタッチしたのがはっきりと見えてしまい判定は当然「アウト」に。もし土のグランドだったら砂煙が上がってわけが分からなくなってセーフになっていた可能性もあったが、さすがにあそこまでハッキリ見えたらきつい。正直、駆け抜けていたらセーフだったような気がする。なんでもかんでも一塁ヘッドスライディングは、特に人工芝のグランドではメリットはないと思う。<試合を決めた藤田倭の決勝二塁打><しかしこの打球に追いつく田邊奈那のプレーに驚いた><長谷川千尋のスラップショートゴロは一塁間一髪。ヘッドスライディングせず駆け抜けてたらセーフだったかも>【名古屋大会1日目第3試合~ビックカメラ高崎v.s.トヨタ自動車】 BC高崎 000 1400…5-9-1 トヨタ 000 0000…0-6-1 ビックカメラ高崎:○上野由岐子-我妻悠香トヨタ自動車:●山根佐由里、田内愛絵里-馬場今日子、峰幸代 (本):森さやか、北口美海(ビ、北口は満塁) (三): (二):植木千晴(ビ)、山崎早紀(ト)【コメント】 この最終節1日目は決戦トーナメント枠や入れ替え戦枠争いの重要な試合ばかりだったが、そんな中唯一どうでもいいのがこの試合だった。 この試合、一つ指摘しておかないといけないのが5回表ビック攻撃時の坂元のプレー。無死一塁でウィギンズが投ゴロ。この回から登板の新人田内愛絵里が捕って二塁へ送球。普通に良い送球で楽勝でセカンドフォースアウトのはずが、なんと坂元が落球する痛恨のエラー。 しかしこれがなんと記録は「Fc(野選)」。田内自身の野選なので、結局その後満塁ホームランを打たれた田内には「自責点4」が付く羽目になってしまった。 「まあどうせ試合後に記録は訂正されるんだろうな」と思っていたが、どうやらそのまま残ってしまったみたいで、これはちょっと田内が可哀想すぎる。しかも坂元はそのあと柳井のファーストゴロの時に一塁べースカバーに入り遅れて内野安打にしてしまうというミスを重ねてしまい、結果満塁ホームランにもつなげてしまっているので、実質的には坂元の自責点2みたいなもの。 今からでも遅くないから坂元は「あれは田内のフィルダースチョイスじゃなくて私のエラーにして下さい」って協会に電話するべきだと思う(笑) さてこの試合のもう一つの大きな話題と言えば、ご存知連勝記録を続けてきたトヨタ自動車の山根佐由里に負けがついてしまったこと。 ただ今までもほとんど上位チームには投げずに続けてきた連勝記録だったので個人的にはそんなに注目した記録ではなかったが、とにかく未来永劫破られることはないであろう大記録なことは確かで、それを山根のような人間的にも素晴らしい選手が記録してくれたこと自体は本当に嬉しい。 それにしてもあの坂元のエラーやチャンスを作りながら得点できない打線がふがいない。この最終戦でビックカメラに勝利してなら、また来年以降連勝記録が続いても今度はもっと胸を張れる記録になったのだが。 しかしこれで記録が途切れたこと自体は山根にとっても良かったのかも。今までは負けさせられないためにあまり上位チームに当てづらかったが、今後は気兼ねなくぶつけられる。来年以降は上位チーム相手に先発して好投する山根をもっと見られるだろう。 ちなみに山根の連勝記録がスタートしたのが2011年第6節札幌大会雨天順延3日目の靜甲戦だったらしい。この試合は本当は1日目土曜日の第2試合で行われる予定で、自分も観戦するはずであったが、第1試合の「ルネサスv.s.大鵬」戦が雨で長引いて結局途中でコールドゲーム。円山球場は近くに動物園があってナイター設備がないのが理由だったが、この結果2試合目のトヨタv.s.靜甲1試合だけが予備日の月曜日に順延になり、自分も仕事と飛行機の都合上、観戦できずに泣く泣く帰ってきてしまった。 月曜日に札幌で1試合だけが行われた試合ということで、自分の周りには見た人がほとんどいなく、山根の栄えある連勝記録の第1勝目の写真がほとんど見つからないらしい(もちろん協会にはあるのだろうが)。自分のトヨタの知り合いが探していたのですが、誰か持っている人いませんかね?(笑)<無死一塁、投ゴロで田内からの送球を落球する坂元。送球も完璧でタイミングも完全にアウトだった。このFc記録は田内が可哀想><連勝記録がストップした山根佐由里。むしろこれで足枷が取れたので来年以降が楽しみになってきた。><代打の新人北口美海が同じく新人の田内から満塁弾。北口と言えば自分の周辺ではシオノギの奥野初音と神戸野田の同級生ということで知られる選手>

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