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Channel: 銀猫の女子ソフトボール観戦記
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【2014年の2部リーグを振り返る~その1・ 年間総合順位と2015年度のセクション分け予想】

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【第5節・順位決定節の試合結果】 さてだいぶん前になったが順位決定節の試合結果と総合順位をまずは見てみたい。 ちなみに、2部リーグの最終個人成績は結局「第4節まで」ということになった。試合数が同じじゃないと不公平なのでこれが当然とは思うが、以前の記事で僕は「5節までが入るようだ」と書いてしまった。 実はあるチームの選手が協会に問い合わせたところ「成績は5節まで入る」という回答があったようだ。最終節終了後もなかなか「最終成績」が明らかにされなかったようにもしかしたら内部でも議論があって迷っていたのかも知れない。 まあそれはさておき、【1位対決:NECアクセステクニカv.s.大垣ミナモ】1勝0敗:1位→NECアクセステクニカ(A) 2敗0勝:3位→大垣ミナモソフトボールクラブ(H) 【2位対決:靜甲v.s.CLUB北九州】2勝0敗:2位→靜甲(A) 2敗0勝:5位→CLUB北九州(H) 【3位対決:東海理化v.s.YKK】2勝0敗:4位→東海理化(H) 2敗0勝:7位→YKK(A) 【4位対決:日本精工v.s.ドリーム☆ワールド】2勝0敗:6位→日本精工(A) 2敗0勝:9位→ドリーム☆ワールド(H) 【5位対決:大和電機v.s.カネボウ化粧品小田原】2勝0敗:8位→大和電機工業(H) 1敗1勝:10位→カネボウ化粧品小田原(A) 【6位対決:平林金属v.s.厚木SC】1勝1敗:11位→平林金属(A) 2敗0勝:13位→厚木SC(H) 【7位対決:甲賀健康医療専門学校v.s.日本ウェルネススポーツ大学】2勝0敗:12位→甲賀健康医療専門学校(H) 1敗0勝:14位→日本ウェルネススポーツ大学(A)  と言った結果になった。靜甲は2連勝で入れ替え戦に。大垣ミナモは連敗して結局総合3位に。CLUB北九州も2連敗して総合5位まで順位を落としてしまった。 日本精工は最後に意地の2連勝でセクション上位のYKKを逆転して総合6位。甲賀医専も2連勝で13位に。最下位対決に敗れた日本ウェルネスが残念ながら順位決定節の初代最下位チームとなってしまった。【2014年の2部リーグ年間総合順位】 1位:NECアクセステクニカ(A)  2位:靜甲(A)  3位:大垣ミナモソフトボールクラブ(H)  4位:東海理化(H)  5位:CLUB北九州(H)  6位:日本精工(A)  7位:YKK(A)  8位:大和電機工業(H)  9位:ドリーム☆ワールド(H) 10位:カネボウ化粧品小田原(A) 11位:平林金属(A) 12位:甲賀健康医療専門学校(H) 13位:厚木SC(H) 14位:日本ウェルネススポーツ大学(A) 【ホープセクションv.s.アドバンスセクション~強かったセクションはどっち?】 さてここで、案外どうでもいいちょっとした遊びを。 たとえば両セクションの3位同士なら、総合で5位と6位に該当する順位なので、間を取って持ち点を「5.5点」とする(2位同士なら3.5点)。そして順位決定節の結果、最終順位が4位に上がったら「1.5点を獲得した」ことになる。 例を挙げると、東海理化はセクション3位(5.5点)から総合4位(4点)になったので「+1.5点」。 そういうように計算して、アドバンスセクション、ホープセクションのチームが総合で何ポイント獲得したかを計算してみた。 アドバンス:+3.5ポイント ホープ:-3.5ポイント ということで、あくまで「最終節の結果」からは3チームが2連勝し3.5ポイントを獲得したアドバンスセクションに軍配~。 ちなみに、同順位対決の7試合の結果でもアドバンス6勝、ホープ1勝とアドバンスが圧倒。ただ全体的なチーム力の配分としては、両セクション間でそれほど偏りはなかったように思えます。【2015年度の2部リーグセクション分け(案)】 さて、今年の総合順位を基準に来年の2部リーグのセクション分けを予想してみた。 上の表は、2009年から2010年に2部リーグが「1セクション制→2セクション制」と移行したときのセクション分けの基準で、総合順位を基準にあみだくじ状に上位チームから左右に振り分けて行く。 今年(2014年)も最終的に1位~14位までの順位が付けられたので、2部に降格してくるシオノギ製薬を合わせてこの基準で振り分けるのが妥当と思われる。その基準でチームを振り分けたのが下の表である。 ただそこで一つ問題が。もちろん偶然のなせるわざではあるのだが、なんとこの基準で分けると両セクションのメンツが今年とほぼ同じということになってしまう。具体的に言うと、大垣ミナモが移動するだけで残りは全く同じになってしまうのだ。 まあそれも運命なので仕方がないのだが、「ちょっとこれじゃいくらなんでも…」と協会の方が考えたらもう一つの基準を採用するかも知れない。【2015年度の2部リーグセクション分け(別案)】 総合順位は決まったが、昨年までと同様にセクション内順位を基準にして分けると以下のようになる。<2014年の各セクション内順位><各セクション内順位を基準にした次年度セクション分け> ホープセクションとアドバンスセクションを左右に振り分けるので、当然のことながら今年とはシャッフルされたセクション構成となる。 もしかしたら別の方法を採用するかも知れないので実際には来年のお楽しみということだが、結局は上記のどちらかの基準で振り分けるのだろうなと思っている。【シオノギ製薬と同じセクションになる強豪チームはどこ??】 さてこれは余談だが、と言っても来年の2部の優勝を争うのに非常に重要な問題なのが「シオノギ製薬と同じ(別の)セクションになるのはどこのチームか?」ということ。 もちろん2セクション制が維持されることが前提だが、ここ数年のように「各セクション1位同士の戦いで勝利した方が即1部昇格」となれば、まずは強豪のシオノギと別セクションに配置されないと結構厳しい。 そこで一番大事なのが「シオノギと同格」扱いされ最初にシオノギと別のセクションに配置されること。 具体的に言うと次年度のセクション分けが総合順位基準なら「総合順位で2位と3位の2チーム」、セクション内順位基準の場合には「1部に昇格したチームと別セクションで1位、または同じセクションで2位の2チーム」ということになる。 この2チームはシオノギと別セクションになるので、リーグ戦を1位で通過できれば、順位決定節の一発勝負でシオノギに勝てばいいことになる。 そしてその2チームが靜甲と大垣ミナモということになる。 同じ東海地区で全日本総合の出場権も争うが、それ以上に「セクション1位」をかけて互いに絶対に負けられない戦いとなる。とにかく熱い試合が期待できそうで、今からとても楽しみだ。 逆にCLUB北九州とドリーム☆ワールドはどう転んでもシオノギ製薬と同じセクションになりそうなのでちょっと厳しい年になりそうだが、しかしそこでこそ意地を見せて欲しい。シオノギ製薬は良い選手も入って戦力はアップしそうだが、とはいっても初めてと言っていいくらいの久々の2部で慣れもないし、結構ヤラカシて自滅することもあるチーム。足下をすくえる可能性も十分。とにかく来年の2部も面白くなりそうだ。

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