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Channel: 銀猫の女子ソフトボール観戦記
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【2014年全日本総合女子ソフトボール選手権・和歌山大会~大会前特集】

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【2014年全日本総合・出場チームリスト】【2014年全日本総合・大会組合せと結果(未)】 さていよいよ今週末は待ちに待った全日本総合選手権大会。 例年なら2会場4球場での開催なのが今回は3会場の6球場。リハーサル大会なので各会場での開催は仕方がないとはいえ、観戦者の立場からするとチームが分散し1会場当たりの試合数が減って非常に観戦しづらい大会となってしまいました。 加えて今回は近畿での大会。近畿地区は会長が代わって以降、観戦時の規制が増えたり役員の態度が横柄で高圧的になったり、噂によると選手から使途不明な現金徴収も横行しているらしかったり、年少クラスの代表選考も不透明で多々問題があるようだったり…。ちなみにその会長はルネサスの宇津木麗華監督と大の仲良しらしかったり…。なんとも行く前から気分の重い大会ではあるのですがまあ気を取り直してがんばって参りましょう(笑) てなことはさておき、 毎年恒例の「大会前ベスト4予想、勝敗予想」です。あくまでも当たらないことで有名な銀猫予想ですのでご了承ください(笑)<3会場(6球場)の地理的分布。国道24号線は混雑するので移動時間には余裕が必要。「貴志川」と「粉河」間はなんとか試合の合間に移動できるかもしれませんが、「橋本」と他会場はおそらく不可能(距離と時間は車で移動する場合の目安)>  ※橋本~粉河間の移動に関しては、下記が現実的なようです。 「粉河から橋本まで車で移動するなら京奈和自動車道路(無料)を使うほうが断然早い。粉河会場から橋本会場まで30分弱。国道24号線で橋本方面へ向かい2個目か3個目「井田」という信号を左折して山を上がって行くと、京奈和自動車道路に行ける。橋本ICおりてすぐ右折。あとは真っ直ぐ。川を渡って突き当たりを右。コンビニがあるからそこを右で河川敷へ出れる。」<各会場ごとの1回戦(初日)出場チーム。見たいチーム(特に2部チームとクラブチーム)が各会場に分散。しかも離れた橋本会場にも好きなYKKと日本精工が…。どこに見に行けばいいのか直前まで悩みそう…> 【Aブロック】<Aブロック組合せ>【Aブロック・ベスト4進出確率】 55%…トヨタ自動車 35%…日立 5%…Honda 【コメント】 強豪の日立とトヨタ自動車が2回戦でぶつかるという厳しいブロック。 当然トヨタは日立にはほとんど打たれた記憶がないアボットが先発で勝つ可能性も高いのだが、しかし日立は第8節の3連勝で乗りに乗っているチーム。そう簡単には行かない試合になるはず。日立投手陣がトヨタ打線を2点くらいに抑えれば、昨年優勝のトヨタをここで消し去る可能性も大いにある。 1年置きに総合で好成績を収めるHondaは昨年1回戦負けなので今年は勝ち上がる年。組合せにも恵まれ順当ならベスト8までは無難だが、靜甲、NECアクセステクニカと2部の強豪との連戦をしっかり勝ちきることができるかどうか。2つを楽に勝ってメローを温存し、トヨタか日立との対戦に全力を注ぎたい。【Aブロック・1回戦(20日)カードごと予想】 A1:「◎トヨタ自動車(99%)v.s.IPU環太平洋大」 さすがにここはトヨタ自動車が鉄板。IPU環太平洋大は温存してくるだろうアボットを引きずり出すくらいの粘りを見せたい。 A2:「◎日立(90%)v.s.大和電機」 ここもさすがに日立が確実だろうが、昨年は出口医院相手に手こずった日立なので油断は禁物。逆に、ホームランを打てる打者の多い大和電機打線が本領発揮し、日立のお株を奪う長打攻勢で先制すれば面白い試合になる。大和電機は小西あかり、平木綾佳などの投手陣の健闘が鍵。 A3:「○NECアクセステクニカ(70%)v.s.東京富士大」 大学の強豪、東京富士大と2部最強チームが激突。来季の1部昇格を目指しても、こういうところでNECアクセステクニカは絶対に負けられない。 A4:「○Honda(75%)v.s.靜甲」 Honda対靜甲と言えば数年前には入れ替え戦を戦った間柄。決勝トーナメントを狙えるくらいに戦力の増したHondaと、なかなか1部に再昇格出来ない靜甲、実力差は開いたが個人的には非常に楽しみな対戦だ。 翌日を考えてメローは温存したいHondaに対し、靜甲はエース鈴木麻美が好投し接戦に持ち込めば勝機も生まれてくるはず。Hondaは昨年1回戦で大垣ミナモに敗退している以上、2年連続での2部チームに1回戦負けは許されない。【Bブロック】<Bブロック組合せ>【Bブロック・ベスト4進出確率】 95%…デンソー 4%…伊予銀行 1%…その他【コメント】 毎年組合せに恵まれず、2回戦くらいでルネサス、日立、レオパレス、織機クラスと必ず当たって負けるという繰り返しだったデンソーが、今年は大いに組合せに恵まれた。 ブロック内での1部チームは下位に低迷する伊予銀行のみ。今年は3日目には確実に残れそうだが、デンソーはいつも1、2回戦で格下相手にもたもたしうてしまうので油断は禁物だ。 デンソーで鉄板のブロックだが、他のチームもそういう意味で可能性がないわけではない。【Bブロック・1回戦(20日)カードごと予想】 B1:「福岡大v.s.○大垣ミナモソフトボールクラブ(75%)」 九州地区予選でCLUB北九州に勝利して総合切符を手に入れた福岡大。実力はありそうなので大垣ミナモも油断はできないが、ホープセクション1位の意地にかけてもここで負けるわけにはいかない。接戦になるも福岡出身の山田麻未が好投して大垣ミナモが勝利と予想。 B2:「○伊予銀行(65%)v.s.東京国際大」 大学日本一に輝いた東京国際大と伊予銀行。さすがに1部でルネサスともいい勝負をした伊予銀行の方に分がある。伊予銀行はベスト8が最低限の目標だろう。ただ大学選手権の結果をみると東京国際大の投手がかなり良さそうなので、伊予銀勝利の確率はやや低くした。 B3:「◎デンソー(99%)v.s.カネボウ化粧品小田原」 実力的にはデンソーで鉄板だが、実はこの両チーム、2009年の千葉大会で対戦して終盤5回表までカネボウが3-0でリードし「あわや」という展開があった。そしてあの夜に船橋で食べた立ち食い寿司は実に美味かった。あの時じゃなかったかな。まあそれはどうでもいい(笑) B4:「○甲賀健康医療専門学校(55%)v.s.東北福祉大」 ここ最近は低迷気味のかつての大学王者の東北福祉大。年齢的には2つ年下の選手の集まりである甲賀医専には意地でも負けられないが、現状では実力は互角だろう。 甲賀医専はエース大西里帆子が完投するくらいのピッチングが条件だが、やや東北福祉大より確率は高い気がする。【Cブロック】<Cブロック組合せ>【Cブロック・ベスト4進出確率】 50%…戸田中央総合病院 35%…SGホールディングスグループ 10%…ペヤング 5%…園田学園女子大【コメント】 日本リーグのトップ6が入らない、ある意味では最も楽で、それゆえに激戦になりそうなのがこのブロックだ。 直前のチーム事情を見るに戸田中が一番の有力だが、ペヤングにも園田学園女子大にもベスト4に残れる可能性は大いにある。SGHも含め、打倒戸田中で一致する戦国ブロックになりそうだ。 個人的には総合力で戸田中が有利と見るが、SGHも豪州代表2選手が活躍すれば普通に勝ちぬけるはず。その2チームと比べてもチームワーク的に引けを取らない園田大も可能性は大いにある。 その3チームに隠れて忘れがちだが、チョウと比嘉マユミが好調なペヤングも大いに可能性はある。確率10%にしたが、その2投手が好投すれば確率はもっとあがりそうだ。【Cブロック・1回戦(20日)カードごと予想】 C1:「平林金属v.s.◎SGホールディングスグループ(90%)」 昨年はCLUB北九州に延長の末敗れ1回戦敗退という屈辱だったSGH。試合を見ていないのだが、ポーターがいながらなぜ負けた??今年はブロックにも恵まれたしベスト4進出が至上命題。平林金属は左のエース中村絢夏がうまくはまれば決して希望がないわけではない。昨年は織機にコールドでやられたが、今年は1部チームを相手にひと泡吹かせたい。個人的には平金の「中村絢夏&中村知美」の中中コンビはかなり好きな投手陣だ。 C2:「○山梨学院大(※80%)v.s.和歌山Dreamers」 地元和歌山の国体用クラブチームが大学強豪の山梨学院大と対戦。好投手の酒井彩好がいるので山梨学院大の勝利は堅いが、ここはひとつ地元の声援を受けて和歌山に番狂わせを期待。 ※ただ和歌山の選手構成を知らないのだが、もし園田学園女子大のエース池田美樹が和歌山に加わっていて登板するのなら話は変わってくる。池田がいれば和歌山は互角以上の勝負ができるだろう。 C3:「環太平洋短大(愛短)v.s.◎ペヤング(90%)」 昨年は1回戦でNECに敗れその日のうちに長崎から群馬に向けて帰ったペヤング。今年はさすがに開催地の和歌山で少なくとも1泊はできそう(笑)。愛短は総合力では劣るが、おそらく将来的にリーグで活躍する好選手が何人かはいるはずなのでタダでは転ばないはず。ペヤング相手に好勝負を展開したい。 C4:「園田学園女子大v.s.○戸田中央総合病院(80%)」 大学強豪の園田学園女子大。昨年のように絶対的エースがいればここはかなり難しい予想になったが、さすがに今年は戸田中で確実か。ここのところ打線が好調で、エース五味彩華も信頼でき、古賀彩子が成長してきたので、今年はベスト4が一つのノルマだ。【Dブロック】<Dブロック組合せ>【Dブロック・ベスト4進出確率】 40%…ルネサスエレクトロニクス高崎 30%…豊田自動織機 30%…太陽誘電【コメント】 織機、誘電、ルネサスという現在日本でもトップクラスの3チームが集まった最激戦区。毎年ルネサスを決勝まで勝たせるためにヤラセとしか思えないようなルネサス有利な組み合わせが繰り返されてきたが、今年に限ってはガチで厳しいブロックになった。 とにかく織機にしろ誘電にしろ、ルネサスをこのブロックで早々に消し去ることが最大の命題。そして準決勝以降で平和なソフトボール界の実現を(笑)【Dブロック・1回戦(20日)カードごと予想】 D1:「ひらまつ病院SAGA ALLSTARS v.s.◎太陽誘電(99%)」 九州のクラブチーム強豪のひらまつ病院だがここは太陽誘電で決まり。しかしひらまつのエースはかつての島根三洋の二刀流古賀三香子。なんとか太陽誘電相手に意地を見せて欲しい。 D2:「富士大v.s.◎豊田自動織機(99%)」 さすがにここも織機で決まり。富士大としてはコールド負けを避けつつ1点でも多く点を取りたい。織機は2回戦から息の抜けない試合が続くので、この第一試合でリケッツを温存し若手にも総合を経験させたい。 D3:「シオノギ製薬(80%)v.s.YKK」 総合力ではシオノギということで80%としたが、チームの勢い的にはYKKだ。無欲で挑んでいつものYKKらしく明るく元気な試合をすればシオノギの足下をすくえる可能性も十分。 非常に見たい楽しみな対戦で、絶対に見に行きたいのだが、2試合しか行われずしかもひとつだけ離れた橋本会場開催というのが痛すぎ。 D4:「日本精工v.s.ルネサスエレクトロニクス高崎(90%)」 さすがにルネサスが1回戦で負けることはないだろうが、しかし毎年総合の1回戦では格下相手に苦戦してしまうのがここのところのルネサス。実際2012年の大会ではこの両者が一回戦で戦いルネサスが2-0の辛勝だった。 日本精工の先発は怪我から復帰できていないエースの曽根原一葉ではなく、1年目の藤嶋涼菜。藤島はルネサスの有望株の濱村ゆかりとは中学代表時代にしのぎを削った間柄。ライバルの前で良い投球をしてしっかり名前を売りたい。 これも非常に見たい対戦なのだが会場が橋本。上述したように、1日に2試合しか行われない離れた会場には費用対効果的には足を運びづらいねん。【~昨年の大会から~】※(A1)=Aブロック1回戦<1日目>●(A1)現伊予銀行の武庫川女子大・内海花菜投手がルネサス相手に7回2失点の好投●(A1)デンソー、関東学園大相手に1-0の辛勝●(A1)CLUB北九州、延長戦でSGホールディングスグループを破る金星●(A1)大学対決は園田女子大が東北福祉大に快勝●(B1)クラブチームのサニースカイ、中京大に0-4 ●(B1)大和電機、日本体育大の岡村奈々に完封負け●(B1)YKK、健闘も誘電に0-3 ●(B1)シオノギがカネボウに不戦勝●(C1)ペヤング対NECアクセスは延長の末にNECがサヨナラ勝ち●(C1)日立相手に1回途中からリリーフの出口医院野中めぐみ投手が無失点好投。試合は2-0で日立●(C1)大垣ミナモがHonda相手に延長戦勝利の金星●(C1)トヨタ自動車は危なげなく東京国際大に5回コールド勝ち●(D1)守備のミスに助けられ戸田中央病院が伊予銀行にサヨナラ勝ち●(D1)元島根三洋のチームDANDAN、古瀬由梨亜投手が好投も甲賀医専が2-0で勝利●(D1)狩野の満塁弾などで織機が平林金属に6回コールド●(D1)富士大が健闘もマクセルが樋口の好投で完封勝利<2日目>●(A2)デンソーがルネサスに4-1敗退●(A2)5回途中まで1-1も終盤勝ち越した園田女子大がCLUB北九州に勝利●(A3)ルネサス相手に園田女子大の泉礼花が好投。0-0のまま延長も8回に2点を奪われ万事休す●(B2)中京大は長谷川朋子登板せず、0-7で日本体育大がコールド勝ち●(B2)強風が大いに影響した試合、太陽誘電が風にも助けられ3点を奪ってシオノギに勝利●(B3)3回を終わって日本体育大が1-0とリードするも4回以降6点を奪った誘電が逆転勝ち●(C2)日立は松岡くるみが3打点の活躍。NECアクセステクニカも粘ったが及ばず●(C2)トヨタ自動車が大垣ミナモに圧勝●(C3)アボットが日立を相手に1安打完封●(D2)戸田中央病院が甲賀医専に7-0コールド勝ち●(D2)織機がマクセルを相手に7-0コールド勝ち●(D3)洲鎌の三塁打と中森のタイムリーで上げた1点をリケッツが守りきる。戸田中は初回に太田がヒットも二走の東福がホーム間一髪アウト<3日目>●(準決勝)延長タイブレイカーの戦いも最後は峰がエンドランを決めてルネサスが誘電にサヨナラ勝ち●(準決勝)織機がトヨタ自動車アボットの前に2安打17三振で完封負け。トヨタは2回に小野真希がリケッツから先制のツーラン●(決勝)アボットが1失点完投。2回にルネサス大工谷真波の落球でもらった2点を守りきり総合の優勝を奪い返す。この試合でリエントリー通告ミスで捕手の渡邉華月が退場になるも、馬場今日子がその後をしっかり守る。

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