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Channel: 銀猫の女子ソフトボール観戦記
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【2015年・第67回全日本総合女子ソフトボール選手権・岩手大会~大会前特集~開会式の様子を追加】

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~開会式無事終了~ 全日本総合の開幕前日ということで、花巻市文化会館にて開会式が行われました。 伝統芸能の鹿踊はなかなか面白かったですし、来賓のご挨拶も長過ぎず、富士大のキャプテンによる「雨ニモ負ケズ、風ニモ負ケズ」という力強い選手宣誓もありと、いよいよ気持ちが高ぶってきましたね。<開会式の様子~開会式場、富士大主将による選手宣誓、伝統芸の鹿踊(ししおどり)> じゃあここで、参加された選手他の方々にクイズを出したいと思います(外国人選手を除く)。 Q1:舞台で披露された花巻の伝統芸能「鹿踊(ししおどり)」。二番目の演目の題名は? ①案山子、②たんぼ、③イーハトーブ Q2:花巻市長の話の中にあった「5分間で食べたわんこそばの記録」は何杯? ①234杯、②245杯、③254杯 Q3:来賓挨拶をされた方の中で「私の娘もソフトボールをやっていて、この会場でプラカードを持っています」とおっしゃっていた方は? ①花巻市長、②金ヶ崎町長、③花巻市議会議長※ずっと起きて聴いていた選手は当然3問正解するはず。2問正解の選手はちょっとウトウト、まあ仕方がないでしょう。1問正解の選手はうーん半分居眠りかな、0問正解の選手は最初から最後まで爆睡していたとみなします(笑) 石鳥谷駅から運動公園までシャトルバスが運行していますのでその時刻表を掲載してきます。 でも看板の掲示の仕方が逆なので、これじゃあ駅から出た時に看板に気づかないはず。自分は気づかずに会場まで2km以上歩いてしまいました。 ってことで、分かりやすいように看板回したった(笑)※以下、☆印があるのはイニングスコア他の情報がアップで来た試合です※【2015年全日本総合女子・出場チームリスト】【2015年全日本総合女子・組み合わせと結果(未)】【全日本総合出場チームの変遷】 さていよいよ今週末は待ちに待った全日本総合女子ソフトボール選手権岩手大会。1部チームはリーグ戦の合間の週ということで若干忙(せわ)しないのですが、天気もなんとか良さそうなので3日間大いに楽しみましょう。 昨年はSGホールディングスが準決勝でルネサス高崎を撃破したこともあり、今年はトヨタとルネサスがトーナメントでは同じ山、どころか、ベスト4争いの同じブロックに入るという奇跡的な展開。これぞまさに公平な組み合わせの結果なのでそういう意味でも価値ある大会になりそう。それに今年はどのブロックもどこが勝ちあがるか予想が難しい均等な実力配分で、大会前からかなりワクワクしています。 ではそれぞれのブロック、対戦別に見て行きましょう。【Aブロック】<Aブロック組合せ><Aブロック・ベスト4進出確率> 51%…トヨタ自動車 49%…ビックカメラ高崎<コメント> トヨタ自動車とビックカメラ高崎が一緒になったということはどちらかが最終日にはいないという、考えただけでワクワクする胸アツなブロック。もちろんトヨタが勝ってくれる前提でワクワクしてるのであって、これで負けたらもう応援するの止める(笑)アボットにも打撃陣にも死ぬ気で頑張ってもらいたい。なんとかビックカメラを2日目で敗退させて、今年の全日本総合最終日に平和をもたらせてほしい(笑)。ただもちろん、確率は全くの50-50とは思うが、個人的な希望を加味してトヨタを1%上にした。 さてここが個人的にはかなり注目のブロックなのは、実はそれ以上に1回戦での「NECv.s.大和電機」戦。この戦いも含めて個別の対戦ごとの感想を以下に。【Aブロック・1回戦(19日)対戦カード別予想】 A1:「◎(100%)トヨタ自動車v.s.MSH医療専門学校」 これは事故でも起きない限りトヨタ自動車の100%勝利。 しかしそんなことよりも、こういう組み合わせが実現したことがなんだか嬉しい。 中国地区予選で2部所属の平林金属に勝利し初の総合切符を手にしたMSH医療専門学校。ここ最近頑張っているとはいえ普通に考えるとトヨタ自動車となんか練習試合ですら戦えるチャンスはないはず。1回戦で下手に強い大学チームと当たって負けるくらいなら、トヨタのユニフォームにチャレンジしてボコボコにされる方がよっぽど嬉しいはず。トヨタなら手を抜いた戦いをしないだろうし、仮に若手でメンバーを固めてきても将来の代表候補が目白押しだしね。とにかく全力出してぶつかって華々しく砕け散ろうではないか!(笑) ※ちなみに、MSHの選手たちは硬式野球とソフトボールと両方を兼ねているらしい。それを聞いてなんか微妙な気分になった(笑) A2:「○東海学園大車(65%)v.s.東京富士大」 常々、「総合での大学生対決はなんだか可哀想だな。1部チームと対戦させてあげたかった」と思っているのだがこの対戦だけは別。というのも御存じの通り今年は大学選手権の準決勝以上が雨で流れて中止になり、4大学が雌雄を決することなくともに入賞という形で幕を閉じた。その4大学の中にこの2校が入っていたのだ(残り2つは中京大と日体大)。 しかもこの2大学はそれぞれ西日本インカレ、東日本インカレで優勝したチーム。まさに時と場所を変えての「大学日本一決定戦!」ではないか。もちろん、インカレ終了で一応の大学4年間のソフトボール生活には気持ちの区切りがついた後ではあるのだろうが、とにかくここは両大学の意地をかけての熱戦を大いに期待したい。 A3:「日本精工v.s.ビックカメラ高崎(98%)◎」 昨年に続きまたしてもビックカメラ(ルネサス)との初戦になってしまった日本精工。良い選手揃いで個人的にはすごく好きなチームなので頑張ってほしいが、さすがに一回戦突破は厳しいのが現実。それでも2部が誇る逸材「藤嶋涼菜」が一世一代の力を発揮すればきっと何かが起きるはずだし、普通の投球さえすれば少なくともワンサイドのゲームにはならない。昨年の対戦でも序盤は踏ん張って接戦を展開したのだから。今年こそ「2部リーグにこんな良い投手がいるのか!」ということを目に物見せてやってほしい。 A4:「NECプラットフォームズ(45%)v.s.大和電機工業(55%)」 さてAブロック4試合の中でもっとも楽しみなのがこの対戦。そして1部のNECではなく2部の大和電機が勝つと、個人的な期待を込めての予想をしてみた。もちろん去年までずっと2部にいたNECは大和電機のことはよく知っていると思っているだろうが、はっきり言って今の大和は去年までの大和とは違う別のチーム。「適当に走者を走らせて足でかき回せば勝手に点が転がり込んできて勝てるだろう」なんて舐めていたらきっと痛い目に遭うはず。実業団大会では強打でシオノギを粉砕した大和電機。NECのエース三木綾菜を相手にどこまで力を発揮できるか!?乞うご期待!【Bブロック】<Bブロック組合せ><Bブロック・ベスト4進出確率> 50%…豊田自動織機 50%…Honda <コメント> さすがにこのブロックは織機とHonda、両チームの一騎打ちか。織機は1、2回戦と大学相手なので取りこぼしはないだろうが、昨年1回戦で靜甲に負けたHondaはちょっとザワザワする気がしないでもない。それでもまあ今年のHondaは違うだろう、ペヤング、YKK相手にこける可能性はないだろう、ということ。 この両チームは決勝トーナメントの初日で対戦する可能性も高いのだが、まだ一ヶ月半先の話なのでここはガチンコ勝負になる。今年の対戦では織機が大差で2勝しているのだが、総合になると力を発揮することもあるHondaなので確率は全くの五分と見た。【Bブロック・1回戦(19日)対戦カード別予想】 B1:「盛岡大 v.s. 福岡大(85%)◎」 常々、「総合での大学生対決はなんだか可哀想だな。1部チームと対戦させてあげたかった」と思っていはいるものの、さすがに地元の盛岡大が1部リーグの強豪と対戦して粉砕されるのも可哀想なので、まあこれはこれで良かったかも(笑)せっかく地元枠をもらって総合に出られるチャンスなので、盛岡大には良い試合を期待したい。 B2:「◎(100%)豊田自動織機 v.s. 山梨学院大」 総合では2012年に1部のマクセルを破るなどして8強、昨年も1回戦突破となかなか頑張ってる山梨学院大だが今年はさすがに1回戦突破は厳しいか。なんとか食らいついて良い試合にしてほしい。 B3:「◎(90%)ペヤング v.s. YKK」 YKKはここ2年シオノギ、太陽誘電に1回戦で敗れはしたが少ない点差で踏ん張ってきた。今年も1部のペヤング相手になったのだが、正直今年はどうも歯車がかみ合わずセクションでもまさかの最下位とチーム状態は良くない。ただその鬱憤をせめて総合で晴らしてもらいたいものだ。ペヤングとしてはここは無難に勝利し、次戦で総合ではたまにヘマするHondaにひと泡吹かせたい。 B4:「◎(100%)Honda v.s. 富士大」 昨年は2部の靜甲相手にまさかの1回戦敗退となったHonda。さすがに大学生相手にそういう結果にはならないだろうとは思うが、果たして…(ニヤリ)。【Cブロック】<Cブロック組合せ><Cブロック・ベスト4進出確率> 58%…太陽誘電 39%…日立 2%…伊予銀行 1%…シオノギ製薬<コメント> 今年の実力的には誘電と日立はほぼ互角だと思うが、ここ最近の総合に関しては誘電が強くて日立は組み合わせにも恵まれずあまり上に行けていない印象。で、その差が20%になった。 ただここ最近早い段階でトヨタや織機と当たっていたことを考えると、今年の日立は2011年以来のベスト4へ行けるチャンスの高いブロック。ちなみにその年もブロックで誘電に勝利して勝ちあがった。 この両チームのうち勝った方が決勝にまで駒を進めることになると個人的には思っている。それ以外のチームとすればやはり伊予銀行とシオノギ製薬の実業団2チームだろうが、ともに勝ちあがるには誘電と日立と両方に勝たないといけないので厳しい。それでも可能性はゼロではないと思うので、ここはひとつ見返してほしい。【Cブロック・1回戦(19日)対戦カード別予想】 C1:「◎(95%)太陽誘電 v.s. ドリーム☆ワールド」 総合初出場の2部のドリーム☆ワールドなので、もちろん誘電との対戦は公式戦では初めて。ただ今年の奥多野夏季交流戦では延長10回の変則試合を行いその試合では7-0で誘電が完勝。ドリームは尾﨑、藤田、森、稲葉の4投手から10回で3安打しか打てず、特に尾﨑、藤田の両エース相手には7回を1安打に抑え込まれた。 C2:「○(65%)シオノギ製薬 v.s. 花王コスメ小田原」 今年の実業団大会1回戦で対戦した組み合わせなのだが総合でも同じになってしまった。その実業団大会では花王も健闘しながら、微妙な判定での1点差負けだったので是非ともその雪辱を果たしたい。実力的にはシオノギだが、花王は高橋悠衣に頑張ってもらって再び接戦に持ち込みたい。 C3:「◎(98%)伊予銀行 v.s. 武庫川女子大」 さすがにここは伊予銀行だろう。武庫川女子大出身の内海花菜の登板があれば面白いのだが。 C4:「◎(100%)日立 v.s. 環太平洋短期大」 こういう試合で容赦しないのが日立。恐らく15点くらい取って相手を半泣きにさせると思われる(笑)【Dブロック】<Dブロック組合せ><Dブロック・ベスト4進出確率> 35%…デンソー 33%…戸田中央総合病院 32%…SGホールディングスグループ<コメント> 「大学v.s.実業団」という総合らしい対戦が4試合組まれた楽しそうなDブロック。ただここだけ会場が離れていて見に行けそうにないのが残念至極。 デンソーが万全なら60~70%くらいはつけたのだが、いかせん怪我人が多すぎたりヘンダーソンがいなかったりと不安要素の方が多すぎる。それより注目なのが戸田中のパウリー。このトーナメントで彼女が投げることでどれくらい勝ち進めるのかを注目してみたい。SGホールディングスは去年の準優勝チームでもあるし、先週のリーグ戦で織機に延長戦勝ちしたりとしぶとい試合をできているのも好材料。それでも竹林綾香が当たりだしたデンソーが可能性が高いだろうが、それらの理由と期待を加味してほぼ互角の確率にしてみた。 意外と注目なのが2回戦で当たる予想の大垣ミナモv.s.SGH。ミナモの投手が踏ん張ればまさかの展開もあり得なくもない。その前に大学生相手にこけないように。【Dブロック・1回戦(19日)対戦カード別予想】 D1:「◎(99%)デンソー v.s. 東北福祉大」 さすがにここはデンソーで鉄板だが、昨年の1回戦では花王に負けかけたように舐めた試合していると恥をかくことになる(笑) D2:「◎(95%)戸田中央総合病院 v.s. IPU環太平洋大」 IPUも強い大学ではあるが、五味が先発の戸田中もここは常にパウリーを待機させるなど手を抜かずに真剣に勝ちに行くはず。 D3:「関東学園大 v.s. 大垣ミナモソフトボールクラブ(90%)◎」 関東学園大は今年のインカレでは東海学園大に0-7で敗戦。ここはミナモは大差で勝利して勢いをつけて次戦に臨みたい。  D4:「日本文理大 v.s. SGホールディングスグループ(95%)◎」 元豊田自動織機の名一塁手、長澤佳子監督率いる日本文理大が4年ぶりに出場。とにかく当たって砕ける精神で、是非とも世界最強右打者のステーシー・ポーターとも真っ向勝負してほしい。

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