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Channel: 銀猫の女子ソフトボール観戦記
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【2015年・第67回全日本総合女子ソフトボール選手権・岩手大会~ 2日目・準々決勝の結果】

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A7:「ビックカメラ高崎●3-4x○トヨタ自動車」ビックカメラ 010 0010 10…3-3-1 トヨタ自動車 100 1000 11…4-8-1 ビックカメラ高崎:●上野由岐子-我妻悠香トヨタ自動車:○モニカ・アボット-渡邉華月 (本):メーガン・ウィギンズ、市口侑果(ビ) (三):坂元令奈、鈴木鮎美(ト) (二):【テーブルスコア・Game_25】<コメント> 1回裏、トヨタは2死から長﨑望未がヒットで出た後に坂元令奈が右前打。これをビックカメラの石野江里佳が前進してきて後逸するという関友希央先輩直伝のプレーで三塁打にしてしまいトヨタに先制点が入る(当然のことながら石野江里佳は懲罰交代^^;)。 しかし2回に4番ウィギンズがセンターに放り込んですぐさま同点に。するとトヨタは4回に鈴木鮎美の三塁打で勝ち越し、負けじとビックも6回に市口侑果が同点弾。 上野由岐子はヒットを打たれ、アボットも2安打がともにホームランと、やや想定外な展開ながらも想定内の延長戦に突入する。 延長8回表、ビックカメラは代打降矢香のショートゴロを渥美万奈がトンネルエラーする間に1点勝ち越したが、この場面、バットに当たった瞬間に三走の小松美樹が好スタートを切っていたので、あるいはエラーしなくてもホームはセーフになったかも知れない。トヨタはその裏、2死二三塁から当たっている鈴木鮎美を敬遠し満塁策をとったが、ここで小野真希の打ち取った打球をショート柳井春菜が痛恨のエラーを犯してしまい同点にされる。 延長9回、ビックはウィギンズからの打順ということで強攻策を選んだがこれが裏目に出て無得点。最後はその裏2死二三塁から坂元令奈がセンターにヒットを放ってサヨナラ勝ち。トヨタ自動車がビックカメラ高崎を二日目でおさらばさせるという最大の役目を果たしてくれた。<7回被安打2もともにホームランだったトヨタのアボット> B7:「豊田自動織機○5-3● Honda」織機 000 3020…5-9-1 Honda 003 0000…3-4-0 豊田自動織機:○ケイラニ・リケッツ-ケイリン・キャスティーヨ Honda:●モーガン・メロー-大塚友紀 (本):ケイリン・キャスティーヨ(織) (三): (二):洲鎌夏子(織)【テーブルスコア・Game_26】<コメント> Hondaが3回、2死満塁から島崎望のセンター前ヒットで先制。この打球をセンターの狩野が弾いてしまい1点、さらに一塁に暴投してもう1点と名手狩野が痛恨のダブルエラー。これぞまさに「上手の手から水が漏れる」か。 しかしこの大会強さを発揮する織機は3回、佐藤光紗、狩野亜由美がヒットで作った2死一二塁のチャンスでK・キャスティーヨがレフトに豪快な同点スリーランを放つ。 6回には1死からキャスティーヨがライト前ヒットで出ると高坂香月がスラップで右前に落とし、この打球でキャスが三塁に必死の走塁。三塁転送の間に高坂も二塁に進んで1死二三塁とすると、横野涼、洲鎌夏子という仕事人が犠飛とタイムリーを放って勝ち越しの2点を奪った。 投げてはK・リケッツが好投。3-3と同点の5回に1死二三塁のピンチがあったが、ここでツーストライクから意表をつくエンドランを仕掛けてきたHondaに対し渾身のチェンジアップ。芝﨑恵梨のタイミングを完全に外して空振りを奪うと三走森山遥菜も挟殺してピンチを脱し、次の回の逆転に繋げた。<3回裏、満塁のチャンスでHonda島崎望がセンターにタイムリー><名手狩野亜由美がまさかのファンブルに悪送球で満塁の走者が一気に生還しHondaが3点先制><5回裏、1死二三塁ツーストライクからのエンドランはHondaにとって最悪の三振併殺><6回表、織機は横野涼の犠飛と洲鎌夏子のタイムリーで2点勝ち越し> C7:「太陽誘電●2-3x○日立」誘電 000 1000 001 0…2-6-1 日立 000 1000 001 1…3-6-0 誘電:●藤田倭-佐藤みなみ日立:○山中しほ-清原奈侑 (本):河野美里(誘) (三): (二):原田のどか(誘)、山田恵里、那須千春(日)【テーブルスコア・Game_27】<コメント> 4回に太陽誘電が河野美里のホームランで先制すると、日立もすかさずその裏に那須千春がタイムリーを放ち同点。その後は両エースが好投。太陽誘電は5回に1死一三塁から外野フライもセンター山田恵里の好返球でホームタッチアウト、日立は6回裏に佐々木瞳がほんのわずか切れる特大ファールなどもあったが両チーム得点できず1-1のまま延長戦へ入る。<6回の佐々木瞳の特大の一打は行ったかと思ったがポールの1m左><延長8回> 延長の表の回を無失点で切り抜けた日立は裏の回、1死満塁と絶好のサヨナラ機を作るも佐々木瞳がセカンドゴロで本封、続く那須千春もショートゴロに倒れ得点できず。<サヨナラのチャンスで4番佐々木、5番那須という岩手県ゆかりの2選手が凡退し岩手日報の記者さんガックシ(たぶん)><延長9回> 誘電は1死三塁とするが、続く左打者二人がフライを打ち上げて簡単に終了。一方の日立も1死三塁から下位打者二人が簡単に倒れてお付き合い。<延長10回> 誘電は原田のどかが送った後、再出場の尾﨑望良がセンターに大きな犠牲フライを打ち上げて勝ち越し。 日立はその裏、先頭の山田恵里が引っ張って強烈な打球。一二塁間真っ二つかと思われたがセカンドの石濱真実がダイビングキャッチのファインプレーで一塁アウトにし1死三塁。しかしここで長谷川千尋が叩きつけてサードの頭を越えるタイムリーを放ち再び同点に。<この場面FPで代走に入っていた石濱真実が打席に入りかけたが尾﨑望良が再出場して正解。センターに犠飛で勝ち越し><日立も負けじと長谷川千尋がヒットを放って同点に><延長11回> 誘電は河野美里に送らせて作った1死三塁で2番の山本晴香が叩きつけて高いバウンドのピッチャーゴロ。エンドラン成功で勝ち越しかと思った瞬間、三塁走者の丸本里佳が突っ込みきれずに三塁に出戻りで一塁送球アウト(どうもサインの見落とし臭い)。続く打者藤田倭が完璧に捉えて弾丸ライナーを放つもセカンドの守備範囲で勝ち越しならず。 勝ち越し点を防いだ日立はその裏、1死三塁から代打濱名真未がエンドランで三塁ベース上にフライを上げてしまう最悪の打球も、代走の川村可奈子が必死に戻って間一髪セーフ。ここで打席に入った松岡くるみが必死に食らいついてファールで粘り、最後は一二塁間に鋭い打球。この打球に先ほどファインプレーの石濱がダイブするも、捕球直前にイレギュラーしてグラブの上を打球がすり抜け、サヨナラのタイムリーとなった。<1死三塁から山本晴香が上手く転がしたのだが…><藤田の豪快な打球はセカンドの松岡がキャッチ!><「完璧に捉えたのに、、、」藤田呆然><最後は売り出し中の松岡くるみが一二塁間への強いゴロ。バウンドも味方をしてくれてライト前へのサヨナラ打となった> D4:「SGホールディングスグループ●0-1○デンソー」 SG-HLD. 000 0000…0-3-1 デンソー 000 0001…1-4-0 SGホールディングスグループ:●カーヤ・パーナビー-山科真里奈デンソー:○ジャクリン・トレイナ-山澤葵 (本): (三): (二):【テーブルスコア・Game_28】<コメント> SGホールディングスグループのカーヤ・パーナビー、デンソーのジャクリン・トレイナ、両外国人投手の好投で0-0のまま7回裏に。 デンソーはこの回、先頭の永吉理恵がライト前ヒットで出ると狩野香寿美が代走に。その狩野が二盗すると捕手からの送球が逸れ狩野は一気に三塁へ。ジャクリンは三振に倒れたが巽麗菜が四球で繋ぐと、山澤葵がスクイズを成功させサヨナラ勝ちを決めた。

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